海水魚　低予算でオーバーフロー　～ニモを飼おう～

デトリタス
生物遺体や生物由来の物質の破片や微生物の遺体、あるいはそれらの排泄物を
起源とする微細な有機物粒子のことであり、通常はその表面や内部に繁殖した
微生物群集を伴う。陸上の土壌に混入した有機物片のことを指す場合もあるが、
多くの場合は水中のそれを指す。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Wikipediaより抜粋

「デトリタス」厄介のものです。水槽内の澱み、濾過槽に沈殿している泥みたいなもの、
あれですよね。あっても、またそこに住む生物などやらで問題はないのでしょうが、
ろ材の目詰まりや、溜まり過ぎてしまうのも難アリかと。
デトリタス対策としてナマコ、クモヒトデ、二枚貝などが有効の様です。

     

ナマコは砂のお掃除屋さんとして有名ですね。メイン水槽内に入れている方も多いですね。
ウチの水槽にも、ナマコ、クモヒトデが入っています。
このナマコ、恥ずかしながら最近知ったのですが、いわゆる水槽に入れるクロナマコ、
「クロナマコ」「ニセクロナマコ」とあるので注意が必要な様です。
ニセクロナマコ、見た目はそっくりなのですが、かなりヤバイらしいです。
ナマコはサポニンなる毒を持っているそうですが、このニセクロナマコは
かなりの高濃度らしいです。☆ともなれば水槽は完全崩壊、リセットとなるそうです。
クロナマコとニセクロナマコの見分け方は、クロナマコは砂（パウダー）を体にまとっている
そうです。また分かり易い見分け方は、ナマコを突っついていじめてみる。
するとニセクロナマコはお尻からキュビエ器官なる白い粘着性を持ったものを吐き出す。
これは強い粘着性があり魚のエラなどに絡むと魚は死んでしまうそうです。
クロナマコの場合は刺激を受けてもこのキュビエ器官は吐き出さない様です。
確かに、磯遊びなんかをしていて、黒いナマコを掴むと白いのを出していた覚えがある。
で、水槽内のナマコ、どちら・・・？あまり砂をまとっていませんが・・・
でも今まで何事もなくいましたので、平気とは思いますが、気になる。
ちょっと可愛そうですが、網ですくい上げて、ツンツク、ツンツク。
いくらいじめてみてもキュビエ器官なるものを出しません。安心。
また砂のお掃除隊として水槽へ帰ってもらいました。

　　　　　　　　　　　　

話は戻り、デトリタス。思ったのですが、濾過槽に溜まるデトリタス。
海水ごと手動でシュポシュポ抜く方法や、海水を抜いてすくい出すのが
一般的な方法かとは思いますが。面倒くさい。
凝った濾過槽でしたら底に排水用の配管もある様ですね。
水中ポンプで一気に抜き取るのはどうでしょう？ポンプが詰まって終わり。
そんな気がします。ですが手動よりはましかなと。詰まったら若干濯ぐ。
どこまで粘れるか水中ポンプよ。ということでお試し企画。
濾過槽、1,2層、デトリタスの溜まる層のスノコの下に余っている
底面フィルターを設置。パワーのあるポンプを設置したいですが、
無いのでこれまた余っているへぼいポンプを一応設置。
詰まってもすぐ取り出せる様に設置。少しは楽か？詰まり過ぎで終了か？
というか、そんなに頻繁に、というか全然掃除するほうではないので、
この結果は何時になるやら。詰まってイヤになってそのままになりそうですね・・・

デトリタス関連でもう一点。
濾過槽の掃除をしなくても、ウールマット位は交換します。
その際、濾過槽、メイン水槽が真っ白け。デトリタス舞いまくり。
これでは困ります。配管の際気にはなっていたのですが意味も解らず
シンプルにポンプ→クーラー→メイン水槽としましたが、やっっておけば良かった点。
メイン水槽に戻る前に分岐して濾過槽へ戻す配管。
これが何の意味があるか解らなかったのですが、こういう事なのですな。
コックで開け閉めさせれば、掃除などの際、濾過槽内だけ水を回せる。
汚い水がメイン水槽に上がる事はない、ということなのですね。たぶん。
ん？！ポンプ止めておけばいいじゃん、ですよね。落ち着いたら回す。
それでいいですよね？配管（というか水道ホースですが）もシンプルなものに
したいですし。今更面倒なのもあります。最初からこの意味が解っていれば別でしたが。
ボールバルブ的なものも取り付けが必要、意外と高いですし、現状維持！
でもこれきっと便利・・・

       

[2回]